活動

(レポート)ポジティブ組織活性化・AI分科会 第10回会合

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報告者:ODNJ会員・福井修己

開催日:2014年10月12日(日) 10時~16時45分

場所:下目黒住区センター会議室

参加人数:30名

 

テーマ:一日AI体験会「やりがいがあり、充実して働ける職場を造るには」

 Ⅰ:チェックイン

まず、AI分科会、事務局長の井上有史氏のリードによるチェックインとアイスブレイク。参加者が今日、どこから来ているか、何をしている人たちかを手上げ質問で確認後、「最近楽しかったこと」をお互いに披露しあいながらグループごとに自己紹介をした。

 

Ⅱ:AIとは何か

続いてAI分科会長の渡辺誠氏がAIについて説明する。まず参加者がAIとは何かということについて認識していることを出し合った。

そのあと、渡辺氏が説明する。組織の目的や目標を実現するために行い、成果を出して始めてAIと言えることが強調された。また、4Dサイクルの概要、背景にある哲学のうち、特に社会構成主義の重要性などについて説明をした。

 

Ⅲ:AI体験ワークショップ

続いてマインドエコー代表の香取一昭氏、Sanca Process Design代表の依田真美氏による、ファシリテートで「やりがいのある、充実した職場を作るにはどうすればいいか」をテーマに、体験ワークショップがスタート。

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「Discovery」

まずは職場などの集団のなかで、やりがいがあった、充実した体験を、ペアインタビューで出し合う。会議室だけではなく、ベランダ、屋外の広場など、自由にペアで場所を選びながら、じっくり体験を披露しあった。

昼食をはさんで午後から、チームの他のメンバーにパートナーがリストーリーを語る。

聞き手はやりがいのある職場の要因についてわかったことを話し手に伝えていく。そのあと、個人、チームでキーワードを集約した。

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「Dream」

理想の、やりがいのある充実した職場イメージをチームごとに話し合い、コラージュ手法で形にしていく。参加者はさながら大人の工作室といったなかで、夢中になっている子どものように、表現する楽しさを感じながら、絵やコラージュでイメージ創出とイメージ共有をしていった。6チームそれぞれが、共通のキーワードはいくつかありながらも、ドリーム表現は実に多様な形になっていった。祭りイメージ、山のイメージ、ひょっこりひょうたん島イメージ、螺旋イメージ、宝船イメージ、銀河イメージ、と実に多彩な表現成果が創りだされた。

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「Design&Destiny」

理想像の実現に向けて何をするか、今回は、参加者各自が、自分が関わっている組織をやりがいのある充実した職場にするために、自分が取り組むことを考えた。全員でペアになりながら、自分が取り組むことを宣言しあって、ワークショップを終わった。

 

Ⅳ:Q&A

最後に熱心な質問も飛び交い、渡辺氏と香取氏が説明応答をした。

Q:DesignとDestinyの違いなどについてもう少し説明してください。

Q:実際例としては4Dのどこに一番時間をかけますか?

Q:AIを導入する場合の会社側の要件はどんなことですか?

Q:行動し続ける仕組みは、AIではどのように作られていますか?

Q:新人など経験の少ない参加者に対してのインタビューを作るポイントはありますか?

などなどの質問があった。

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今回はAI一日体験会ということで、全体像のエッセンスを体験理解できた有意義な一日となった

以上

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