ダイバーシティ経営の本質をとらえる
~組織開発とLGBT対応~
株式会社トロワ・クルール 代表取締役 増原 裕子

内容

組織開発は、そもそも「ODの父」と言われるクルト・レヴィンがナチスの迫害を受ける中での「差別のない世の中を作りたい」という気持ちが起点になっています。その意味では増原氏の行っているLGBTの活動も正に組織開発との親和性のあるものです。

多くの企業が、ダイバーシティ経営推進をうたいながらも、その多くは「世間がそういう空気だから」という受け身の施策になっているのではないでしょうか?実は、多様な価値観を認める施策は組織の自己肯定感を高め、生産性向上に直結するものです。13人に1人と言われるLGBTに対応することは、採用力を高めることにとどまらず、顧客の多様なニーズにスピーディかつ柔軟に対応できる組織を作ることも意味します。

本講演はLGBTの当事者であり、かつ、多くの企業でダイバーシティ施策のための講演や研修教育を行っている増原氏に、実体験に基づいて「犠牲者心の無い組織を作る」「あらゆる差別・ハラスメントのない心理的安全性の高い風土を作る」ことの本質と効果について伝えていただけます。

項目

1) ライフヒストリー
2) ダイバーシティ経営の本質
3) LGBTの基礎知識と企業における課題
4) インクルーシブな職場風土を作るためのコミュニケーションのこつ

*無意識の偏見(アンコンシャス・バイアス)に気づくワークも含みます。

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