ODNJとは

ミッション、ビジョン、バリュー(MVV) | OD Network Japan

OD Network Japanとは

組織開発(OD: Organization Development; 以下ODと記す)にかかわる実践者(経営者/内部実践者/コンサルタント)、研究者がネットワークでつながり、ともに学び、効果的で健全な組織づくりに向けて協働するコミュニティです。

(解説)OD Network Japanとは

  • ホームページに掲載されている、ODNJの説明について、1つの文章で表すことができるように明文化しました。
  • ODの定義である、「組織の効果性や健全性を高める」ことを反映させ、「効果的で健全な組織づくり」という表現にしました。
  • 実践者、経営者、研究者がともに学ぶコミュニティであることを強調しました(経営者にも加わってほしいという願いも込めました)。

ミッション

  • 活き活きと働ける職場や組織を増やし、人々がより幸せになる社会を目指す。
  • 会員相互がODについて探求し、実践を支援し、ともに学ぶ機会を創出する。
  • グローバルODファミリーの一員として、海外のODから学ぶとともに、日本から発信することで世界に貢献する。

(解説)ミッション

「活き活きと働ける職場や組織を増やし、人々がより幸せになる社会を目指す」
人々が幸せになるという健全性、組織が活き活きするという効果性を追求し、究極的な使命として、社会がどうなることを目指すのかを表現しました。
会員相互がODについて探求し、実践を支援し、ともに学ぶ機会を創出する。
会員に対するODNJの使命を表現したものです。会員相互の探求、支援、学習のための場や機会を創ることを、ODNJの会員に対するミッションとしました。
グローバルODファミリーの一員として、海外のODから学ぶとともに、日本から発信することで世界に貢献する。
海外との関係でのミッションを表現しました。海外のODから学ぶだけではなく、日本からの日本型OD等の発信もODNJの使命としました。

ビジョン

日本におけるODの目指す姿

日本にODが定着し、その機能をもつ部門や人々(チェンジ・エージェント)がさまざまな組織に存在している。

OD Network Japanの生み出すインパクト

交流
OD実践者間の新しいつながりが増えている。
学習
ODNJ内のラーニング・コミュニティを通して、会員の自己研鑚を支援している。
例えば、分科会、講座、海外・国内交流など
研究
ODNJがODの最新情報、理論、手法の創出・共有を促進し、会員を支援している。
例えば、年次大会、ODジャーナル、研究会、海外・国内交流など
普及
ODの有用性や意味を発信することを通して、ODのバリューに共感し、実践する人が増えている。

(解説)ビジョン

  • 「日本におけるODの目指す姿」で、ODNJが目指したい将来の日本社会の状態を表現しました。日本でのODの定着と、そのためにODを実践するチェンジ・エージェント(内部実践者/外部実践者、研究者、経営者を含む)が増えていることを目指したいと考えています。
  • 「ODNJの生み出すインパクト」では、交流(ネットワーキング)、学習、研究、広報の側面から、ODNJが会員や人々に与えることを目指したい影響を明文化し、そのための活動を「例えば」で記載しました。

バリュー

人間と組織への信頼
人の可能性を信じ、組織はよりよく変容できることを信頼する(ODNJをよくすることにも取り組む)。
社会のベネフィット
個人やODNJの営利を追求するのではなく、社会(世界)のために、を重視する。
あり方(Way of Being)
ODのバリューを大切にし、手法に走らず、プロセスから学び、自己成長にとりくむ。
対話と共在
わたしであることと、ともにあることの両立を対話を通して探求する(違いと向き合う)。
出会いとつながり
同じ志をもった人びとが出会い、楽しみながら関わる。

(解説)バリュー

ODNJが大切にしていきたいバリューを、ODのバリューに基づきながら、以下の5つに明文化しました。バリューをキーワードとして短く表せるように、まずはバリューを短い言葉で表現し、その内容を文章で表現する形にしました。

  • 人間と組織への信頼 →ODで重視されている、ヒューマニスティックなバリュー(人間尊重のバリュー)に基づきながら、人の潜在力や可能性を、そして、組織が変わっていくことの可能性を信頼することを大切にしていきたいという思いを表現しました。
  • 社会のベネフィット →ODNJはNPOなので、営利追求ではなく、社会のために活動することを重視することを表現しました。
  • あり方(Way of Being) →ODの手法が独り歩きしやすい現状に対して、OD実践者自身がプロセスから学び、自分自身のあり方を探求することを大切にしていきたいことを表現しました。
  • 対話と共在→違いと向き合いながら、ともにあることを「共在」という言葉で表しました(「共在」は馴染みのない言葉ですが、辞書に載っています)。
  • 出会いとつながり →ネットワークを大切にしたいことから「つながり」という言葉を、楽しむことも大事にしたいという思いから、「楽しみながら関わる」という言葉を入れました。

Common Ground

  • 私たちは次世代のために、社会の普遍的な発展のために世代を超えて調和をし続けるODを目指します
  • 今迄の枠組みを壊し、あらゆる組織間の協働を目的達成とプロセスまで推進します
  • 私たちは、多様な幸せを認めあえる社会を目指します
  • 変化を恐れず、先にある可能性を信じて、信頼をベースに個人の意識変化を支援することで、自発的能動的に変革を実践します
  • 私たちは、地球全体の幸せの観点からオーナーシップを持って、自分の関わっている社会をより良くすることを目指します
  • 多様性を受容し、1人1人のバリューを尊重することで“個”を活かすために社会にODを導入し浸透させます
  • 私達は、納得しあえる社会創りのために、自分事として自分の考えを持ち、お互いの成長を目指して本気で自分の意見を言い切り、聴き切り、切磋琢磨します!

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