6月12日(土) 北青山のスタジアムプレイス青山にて、ODネットワークジャパンとしての第1回勉強会を行いました。
企業の方、コンサルタント、弁護士、慶応大学竹中平蔵研究室の学生さんなど様々な立場の方、そして初めての方にも複数おいで頂き、お蔭様で無事開催することが出来ました。
勉強会の流れ
当日は、代表理事の甲南大学・西川教授より、まずODの全体観(フレームワーク)が説明され、本日は特にODプロセスの第三段階である「変革計画作成と変革実践活動」についてスポットを当てて学習することが説明されました。
そして、ケース討議として西川教授が翻訳したシーグラム社の新規事業開拓の事例が配られ説明がされました。それを基に、参加者がそれぞれに「この事例を自分の組織に当てはめるとどう考えられるか」「日本の社会ではどなのか」などの真剣な討議がなされました。
討議後の発表及び質疑応答においては、「価値観単なるスローガンではなく従業員の腹に落ちることが重要。そのためには価値観をいかに咀嚼して下に降ろすかだ」「結局はトップのコミットメントが全てを決める」「ODをヒューマンキャピタルの視点から測定可能に出来ないか」「日本においてはミドルが抵抗勢力になるのではないか」
特に、大学生の参加者からは、今の日本の組織の閉塞感を作り出した「先輩の日本人」に向けての問題提議と、また、それに対して「先輩」である社会人からの「だからこそ本気で話し合うこういう場を作ろうとしているんだ!」という熱い討議がなされました。
参加者の声
参加された方からは以下のようなコメントをいただきました。
- 若い方の話がとても刺激的だった
- まずは継続しながら核を作って行くことが重要だと思う。
- 頂いた情報は現場で活用したい
- 国内の他社の事例共有がしたい
- 理論と実践の知識が交流できる場にして欲しい
- 深く考えさせられた。
- 具体的なデータが知りたい
- アジアやグローバルでの日本の組織のあり方をテーマとして欲しい・やはりグループディスカッションがODNJの強みだ。
- ODと産業政策の関係性をテーマにしたい。
ご参加頂いたみなさまには改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。
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