年間アーカイブ

リサーチ委員会スケジュールのお知らせ

ODNJリサーチ委員会では、ODNJの研究誌「組織開発研究」の編集と発行を行っています。これまで2号が発行され、現在は第3号の編集中です。そして、第4号(定例の締め切りは3月末)のスケジュールを以下のように行うことになりました。

2019年2月末 [投稿者]編集事務局への投稿意思の連絡
2019年5月末 [投稿者]投稿原稿のメールでの送付
2019年6月 編集委員による査読
2019年7月 [編集事務局]投稿者への査読結果の通知
2019年8月末 [投稿者]修正原稿のメールでの送付
2019年9月 編集委員による査読(再審査)
2019年11月 [編集事務局]投稿者への査読結果の通知
(再審査となった場合)
2020年3月 「組織開発研究」第4号の発行

「組織開発研究」第4号に投稿を予定される方は、事前に編集事務局までメールで投稿の意思(題目と著者、投稿の種類)をお知らせください。
編集事務局アドレス journal@odnj.org

【事例研究】の基準が緩和されました

「組織開発研究」は、日本における組織開発の実践事例を蓄積することが目的の1つです。
一方で、実践者の方からの事例研究の投稿が少なく、リサーチ委員会では2018年度から事例研究の基準を以下のように緩和しています。

・先行研究のレビューは、実践された取り組みに直結するもので充分とする。手法の紹介事例の場合、先行研究のレビューは必ずしも必要としない(手法の出処の引用が示されるとともに、手法の概要が紹介されていれば可とする)。
・事例研究としての公表について、対象となった組織や団体の長から、投稿前に承諾を得ることを必要とする。また、受理された後に、校正中の原稿を組織や団体の長に確認してもらうこと。
 ※事例研究の場合は投稿前に承諾を得て、承諾を得た旨を投稿原稿に明記してください。
・対象(フィールド)の概要を記述する。その際、組織や団体を匿名とする場合は、組織や個人が特定されないように配慮する。
・取り組みの方法は、査読者や読者に充分理解できるように記述する。
・結果(取り組みの評価)の調査方法を明記する。
・結果(取り組みの評価)は、事前事後デザインによる量的データを用いた推測統計(t検定や分散分析など)でなくてもよい。量的データを用いた記述統計や、質的データを用いた分析による取り組みの評価も可とする。
・研究としての再現性(誰が実施しても同じ結果となること)は求めない。
・考察では、取り組みによる効果が得られた過程、効果が得られなかった過程について考察を行う。その際、先行研究との関連や異同についても議論する。また、当該事例での実践から得られた教訓または提言を行う。

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