2011年度大会 レポート | OD Network Japan

活動

2011年度大会 レポート

これからOD(組織開発)で何ができるか?

〜震災後の未来を考えるミニ・フューチャーサーチ〜

日時:2011年6月5日(日)10:00〜18:00

場所:両国KFCホール

今回は、ワークショップ形式で、「3.11後のより良い未来を作るためにODが何をできるのか」をフューチャーサーチの手法を使って参加者全員で考えました。

ファリシテーターをODNJ理事の中村氏が担当し、小グループと全体会を繰返しながら、ODや組織の「過去」「現在」「未来」「未来に向けて我々のやること」を考えていきました。

最初にフューチャーサーチの概要について、「部分について考える前に全体的視点から考える」「違いや問題点は厄介なものではなく、探求され、理解されるもの」「楽しむ!」などの説明があった後、まず過去に焦点を当てることから始めました。

「グローバル」「国内」「個人」の巨大な年表作りから始めたのですが、「国家観の変化」「戦争の変化」「情報の変化」「経済の変化」が組織の変化とODに大きな影響を与えていることが改めて理解されました。

ここでODNJ代表理事の西川氏よりミニレクチャーがあり、さらに討議内容が深まっていきます。

続いて、現在に焦点を当てる時間。参加者の感じる組織に関するトレンドを、マインドマップに書き込んでいきました。単に企業内のことだけでなく、政府、地域コミュニティ、そして次代を担う若者の傾向についての活発な意見が出されました。

そしていよいよ未来に焦点を当てる時間。昼食も挟みながら、小グループごとに望ましい未来へのシナリオ作りを行い、その結果を寸劇などもまじえて互いに発表いたしました。

準備の時間もなかった割には、洞察+笑いのクオリティの高さに大いに盛り上がりました。

その上で、グループと全体会議を行いながらコモングラウンド( 将来実現しようと考える、望ましい日本のODのありよう)を概念化していき、最後は力強く宣言して大会は締められました。

全体を通じて、フューチャーサーチという貴重な手法が体験でき、参加者の自由なコミットメントと熱気の中、出てきた内容も短時間とは思えぬ深い話が多かったことは印象的でした。

一方で、本来であれば3日かけるワークショップを1日で短縮して実施したこともあり、もっともっと話し合いたいという気持ちも残りました。

いずれにしても、終始ポジティブで安全かつ刺激的な体験ができ、「今の日本にこういう場が必要だ」との思いを強くしました。

 

コモングラウンド

今回、最終的に宣言されたコモングラウンドは以下の内容です。

参加者全員でODNJはこの目標観を忘れずに活動して行くことを確認し合いました。

  • 私たちは次世代のために、社会の普遍的な発展のために世代を超えて調和をし続けるODを目指します
  • 今迄の枠組みを壊し、あらゆる組織間の協働を目的達成とプロセスまで推進します
  • 私たちは、多様な幸せを認めあえる社会を目指します
  • 変化を恐れず、先にある可能性を信じて、信頼をベースに個人の意識変化を支援することで、自発的能動的に変革を実践します
  • 私たちは、地球全体の幸せの観点からオーナーシップを持って、自分の関わっている社会をより良くすることを目指します
  • 多様性を受容し、1人1人の価値観を尊重することで“個”を活かすために社会にODを導入し浸透させます
  • 私達は、納得しあえる社会創りのために、自分事として自分の考えを持ち、お互いの成長を目指して本気で自分の意見を言い切り、聴き切り、切磋琢磨します!
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