面白法人カヤックが 第三回ODNJエクセレントアワード組織賞2018を受賞 特別賞にはOne JAPAN | OD Network Japan

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面白法人カヤックが 第三回ODNJエクセレントアワード組織賞2018を受賞 特別賞にはOne JAPAN

2018年6月16日、NPO法人ODネットワークジャパン(代表理事:中村和彦)年次総会にて、面白法人カヤック の取り組み「ぜんいん人事部」~個人と組織をつなぐ共同体づくり~が、第三回ODNJエクセレントアワード組織賞*1を受賞しました。また、大企業若手の集団である任意団体OneJapanが特別賞*2を受賞しました。この2つの団体は、7月1日おこなわれた、ODNJ年次大会2018でも紹介され、事例を発表しました。

エクセレントアワード組織賞 面白法人カヤック
「ぜんいん人事部」~個人と組織をつなぐ共同体づくり~

2018 年の受賞は面白法人カヤック。中村代表理事からの盾の授与と記念撮影が行われました。カヤックのプログラムの内容に関して、同社執行役員・人事部の柴田さん、社外人事部の神谷さんより紹介いただきました。
「ダイバーシティやワークライフバランス、働き方改革などが進み個人の輪郭が強くなる中で、各企業は個人性をどのようにマネジメントしていけばよいのか悩んでいます。当社では従来から管理するということ諦めているために管理職が存在せず、自治型のフラットな組織によって自分たちの手で組織を良くしていくことを進めています。当社が実際にどのようなシステムを作り、どのような制度を構築してきたのか、具体的で少し面白い組織開発をお話しできればと思っています」

一般的な組織開発では、組織が生み出す価値を最大化するために、社員同士の相互理解や共通認識を醸成することに主眼をおくものが多い。このようなケースでは、組織が定めた方向性に全員が積極的に関われるよう、社員間で合意形成を構築するプロセスが重視される。しかし、面白法人カヤックでは意見の食い違いやズレを生み出さない合意形成はリスクと考えている。彼らが生み出す価値は「面白さ(uniqueness)」のためである。個人の価値観や能力の「ズレ」「異」が増えるほどに面白さは高まる。「遊ぶ」ように働くことで面白いことが創造されていく。このようなコンセプトに基づいてつくられた組織では結果的に多くの作り手が自らの作品をヒットさせている。20年前、3人の友人同士で設立された面白法人カヤックは、現在グループ計400名を超え、上場を果たす成長を見せている。


左から中村ODNJ代表理事、面白法人カヤック柴田さん、同社外人事部神谷さん、清宮ODNJ年次大会2018大会委員長

 

特別賞 One JAPAN
「大手企業の若手有志47社による実践共同体 One JAPAN」

2018年は特別賞*2も設定され、大手企業若手の横断組織であるOneJAPAN が受賞しました。大手企業の若手が集まり組織の壁を超えた組織開発として非常に印象的だったOne JAPAN。代表の濱松さんからコメントをいただきました。
「大企業に所属する若手の志と知と情熱の集まるコミュニティを自称しているOne Japan。さまざまな企業で組織活性化のために活動し、同じ悩みや課題、そして思いを持っていたメンバーが集まって2016 年9 月にローンチしました。縦割り組織を改善し凝り固まった価値観をほぐすことで、いわゆる大企業病を打破してしまおうというところからスタートしています。これまでにはなかった大企業の若手が組織の枠を超えて集まっているというところがOne Japan のユニークネス。です」
「同質性重視の企業文化の中で、配慮や忖度など『空気を読む』ことも重要ですが、我々は『空気を作る』方向に持っていきたいと考え、さまざまな取り組みを行っています。実際の我々のアクションは、共創またはコ・クリエーションを通じ、ベンチャーなどを交えて今までにない製品アイデアを形にしたり、さまざまな提案のベースになるエビデンス作成のための調査活動および提言など。個人視点ではモチベーション向上や競争マインドの醸成、組織視点では、自律的人材の発掘・育成や組織活性化などの成果が現れています」


中村代表理事から、OneJAPAN代表濱松さんへ、共同代表大川さんとともに

 
※1 ODNJエクセレントアワード組織賞とは
ODネットワークジャパンでは、組織開発(OD)アプローチによって組織を活性化させた組織(個人)を表彰し、優秀な事例を公表することによって、ODの普及と実践知の蓄積を促進することを目的としています。その視点で秀でた取り組みに対して、ODNJが表彰するものです。審査基準として、1)ODの実践であること、2)成果がでていること、3)継続した取組みであること(1年以上)、4)他に影響を与え知見を広めうる取組みであることなど、プログラムの目的性・難易度・独自性と成果を考慮しOD活動の効果性を審査するものです。

※2 ODNJ 特別賞とは
組織賞と同様な主旨とともに、主にNPOや地域等各種コミュニティなどの非営利活動を行う組織・団体、および企業のサステナビリティに係る活動を行う組織を対象とし、取り組み主体独自のODの取り組みによって大きな成果をあげている組織、団体を表彰するものです。

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