活動

(研究会 11月)表現アート・ラーニングメソッド/表現アートセラピー

表現アートセラピーは、カール・ロジャースが確立した心理療法(クライアント中心療法)を基に、ナタリー・ロジャース(カールの娘)が展開している「パーソン・センタード表現アートセラピー」を、日本では、ナタリーから直接指導を受けた、小野京子さんが展開しています。

表現アートセラピーは、絵やコラージュ、粘土や造形といった視覚アートや、からだを使ったダンス、声や声楽、詩や散文、ものがたり、ドラマを演じるなどさまざまな表現を用いる統合的なもので、芸術表現を用いる心理療法のひとつです。

小野さんは、表現アートセラピーの日本における第一人者であり、今回は、心理療法領域だけでなく、アートと創造的な表現を用いることにより、組織内学習とチームビルディング、問題解決の促進に「表現アート」がラーニングメソッドとして活用できるかを、実際のワークなどをご紹介いただきながら、組織内の組織・人材開発などに、どのように活用できるかを考えます。

※心理探求的エクササイズ(左手で描く、ミラームーブメント、悩みや気がかりの絵など)を含む、多彩なエクササイズの展開をお願いしています

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■日時

2014年11月15日(土)14:00-17:30(受付13:30から)

 

■会場

 

■講師

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小野京子氏(表現アートセラピー研究所 代表)

  • 臨床心理士
  • 国際表現アートセラピー学会認定表現アートセラピスト
  • NPOアートワークジャパン理事長

◆経歴

臨床心理士。国際表現アートセラピー学会(International Association of Expressive ArtsTherapy)認定表現アートセラピスト(日本で初めての資格取得者)。NPOアートワークジャパン理事長。神奈川大学大学院 非常勤講師。立正大学 非常勤講師。日本産業カウンセラー協会東京支部講師。日本女子大卒。日本女子大大学院(児童心理)修士号取得。米カリフォルニア州立ソノマ大学大学院(心理学)修士号取得。米国パーソンセンタード・エクスプレッシブ・セラピー研究所訓練プログラム卒業。European Graduate School(スイスにある表現アートセラピーの大学院)のAdvanced Study修了。ゲシュタルト・セラピーやヴォイス・ダイアログのトレーニングも受ける。

帯津三敬病院で心療内科やがん患者の心理療法にかかわったのち、さいとうクリニック、めだかメンタルクリニックにてアートセラピー、グリーフワーク等のグループ療法を担当。東京都の職員研修、産業カウンセリング協会、日本家族カウンセリング協会等での講師をつとめる。

スクールカウンセリング、企業でのカウンセリングや研修にかかわってきた。聖徳大学、都立北多摩看護専門学校、東京学芸大学、元講師。

◆主な著書

  • 「表現アートセラピー入門 ―絵画・粘土・音楽・ドラマ・ダンスなどを通して」
    • 小野 京子 著 誠信書房 2005年
  • 「癒しと成長の表現アートセラピー」
    • 小野 京子 著 岩崎学術出版社 2011年

◆主な訳書

  • 「表現アートセラピー」ナタリー・ロジャーズ著
    • 小野 京子・坂田 裕子 訳 誠信書房 2000年
  • 「芸術と心理療法」ショーン・マクニフ 著
    • 小野 京子 訳 誠信書房 2010年

■参加費

  • ODNJ会員:2,000円
  • 一般:5,000円
  • (当日受付でお支払いください)

■定員

  • 24名
    • ※ODNJにご入会いただければ、会員価格でご参加いただけます。
    • 入会は下記のリンクよりお申込みいただけます。

■交流会

研究会終了後、近くのお店で交流会を開催予定です。

費用は3,500円(会員/一般共通)の予定です。

※交流会は領収書は出ませんので、ご了承ください。

 

■お申し込み

お申込み受付は終了いたしました。

 

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